社会・文化

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あなたの子どもは、あなたの子どもではない
   デンマークの30年――仕事・結婚・子育て・老後
   宮下孝美・宮下智美著 山口道宏・編集協力

A5判・並製本・184頁・写真30点 ISBN4-89491-080-2 C0095 2005年1月刊 定価1890円(税込)


世界にはこんな国もある

出産時にもらった育児パンフのタイトルは「あなたの子どもは、あなたの子どもではない」だった。国政選挙投票率86%、汚職がなく、福祉の充実と教育の無料化、環境保護など、徹底して働く者、学ぶ者、弱者に配慮しながら、高水準の生活を保つ国デンマーク。このデンマークに住み着いたユーモラスな夫婦が語る「民主主義の素顔」を紹介

 『デンマーク労働運動史』のタイトルは「どの様な人にも居場所を!」である。この国の労働者たちが団結し多くの困難を乗り越えて国民主権と人権尊重の精神を勝ち取った記録である。デンマークの人々は政治亡命者でも難民でもなかった私たちを温かく迎え入れ居場所を与えてくれた。彼らが多くの犠牲を払って勝ち取った人権尊重の精神は外国人にも適用されている。その様な国の存在を知っただけでも幸運であった。
 個々の意見を尊重するデンマークの政策改革は敏速である。「駄目だったらやり直せばよい」と新しい挑戦に躊躇しない。デンマークは民主主義のノウハウが凝縮した国である。小国ながら先進国の中でも最高水準の生活が保てる原因はここにある。(はじめにより)



メークアップ   ―演劇メークの入門から歌舞伎・現代劇まで―

 深町稜子著

ISBN4−89491−075−6 C3074 2004年7月刊 定価2000円(税込み)


 前進座俳優養成所でメークアップの入門講座を受け持つ著者が、これまでの演劇経験をもとに書き下ろした力作。児童劇、ミュージカル、現代劇、翻訳劇、歴史劇、歌舞伎とあらゆる分野の芝居をてがけ、いろいろな化粧法を経験してきた著者が、演劇全般に利用できるメークアップの基本と実際的な化粧法を、この1冊の本に収めました。本書のイラストも著者みずからが筆をとって描き、役者ならではの視点でメークアップの大切なポイントを紹介しています。

●著者紹介●深町 稜子(ふかまち・りょうこ)
〔芸 歴〕
 劇団東童 初舞台 宮沢賢治『グスコーブドリの伝記』生徒一、新児童劇団、昭和22年文化学院卒業、昭和23年劇団前進座に入座、シェークスピア『ベニスの商人』ラッパ吹きの少年が前進座での初舞台、前進座座友、前進座附属養成所講師
〔主な舞台〕
前進座
シェークスピア:『真夏の夜の夢』ヘレナ/『ロミオとジュリエット』乳母/依田義賢:『花ざかり』上村松園/吉川英治:『新平家物語』袈裟御前/『親鸞』恵信尼/幸田露伴:『五重塔』お吉
外部出演
日生劇場『青春の門』/新歌舞伎座『日本岩窟王』/サンシャイン劇場『Mr.レディー Mr.マダム』/帝劇『雁金屋 光琳』/新国立劇場『子午線の祀り』/松竹座『華岡青洲の妻』他に映画、テレビ等多数出演


●目次●
T メークアップの歴史
U メークアップの役割
V メークアップの土台…日常の心得
自分の顔を知る/人間観察/土台を大切に
W メークアップ用品
 地肌用(ベースメークアップ)化粧品/部分用(陰影、皺、血色等)化粧品/その他の必需品
X メークアップにかかる前に
 芝居の様式によって/役づくりにそって/上演する会場との関係/照明との関係/舞台との関係/衣裳との関係/他の俳優との関係/役の絵を描いてみる
Y 舞台作品の様式とメークアップの種類 20
Z メークアップの準備 22
[ メークアップの順序 24
 油性化粧(ドーラン、スティック・ファンデーション、液体ファンデーション)/パンケーキ(フェースケーキ)化粧/水化粧(日本化粧)
\ メークアップと切り離せない関係用品
 鬘(かつら)/かつら下地
付 扮装の一部としての衣裳(着物について)


ひと裁ち折り紙
折り目あそびの魅力

山本 厚生[著]

B5判・並製114頁 (口絵カラー16頁、本文2色刷り) ISBN4−89491−065−9 C0076 定価1890円(本体1800円+税)

試行錯誤を重ねて10年、建築家が新しい折り目あそびを創案

折って、一直線に切って、開くと現れるABCや数字、動物や植物のカタチ……。驚きと楽しさを分かち合うマジックのような不思議な世界。なぜそうなるのか、今回ひと裁ち折り紙の魅力とあわせて「たね明かし」が明かされ、折り目あそびの作り方のコツがはじめて本に紹介される。この新しい遊びは、これから本書がヒントとなり多くの人たちによって様々なカタチが生まれ発展していくにちがいない。人と人とを結ぶ文化交流の手頃な道具として、日本にとどまらず世界にも通用する注目すべき一冊である。

    目  次     はしがき     あとがき    見本(試してください)

■山本 厚生(やまもと・こうせい)
 1938年生まれ、島根県隠岐出身。新建築家技術者集団常任幹事、一級建築士。
 東京芸大・建築科を卒業し増沢洵の事務所に10年、中央設計(15年)を経て、1988年に生活建築研究所を設立し現在に至る。その大半を住宅設計に専念し、300を越す家族の住まいづくりにかかわる。家族が暮らしを見直し、共感し合って自分たちの生き方にふさわしい住まいの実現に力を尽くしている。
 著書には『家族と住まい』(編著、ドメス出版)、『「住まいづくり」考――家族像の不確かな時代に』(編著、萌文社)の他に、『生活派建築宣言』(新建築家技術者集団編、東洋書店)や『キッズプレース』(日本住宅会議・関東会議編、萌文社)がある。

 


現代版 野あそびガイドT
野あそびいっぱい 植物編

中山 康夫[著]
藤原 道子[イラスト]

B5判・並製184頁 ISBN4-89491-069−1 C0037 定価1890円(本体1800円+税)


葉っぱや小枝、木の実や花で五感を磨く。自然とふれあうオリジナルの楽しいあそびがいっぱい。待望の野あそびシリーズ第1弾!!

いま子ども時代に必要な野あそび体験
長年にわたって野あそびのファシリテーターとして活躍してきた著者が、今日の子どもたちに共感・歓迎される新しいあそびを開発。植物編だけでも70アクトに及び、その一つひとつに描かれた繊細なイラストは一話完結の物語のような世界を醸し出す。野あそびの魅力を存分に包んだ本のみならず、単なるガイドブックには収まらない詩情豊かな読み物としても受け取れる。

   目 次    刊行に寄せて    あとがき

 

 



どんな東京をつくるか ―手をのばせばとどく、ほんとうに住みたい東京―

     安達智則・木下武男 編

A5判・並製 240頁 ISBN4-89491-052-7 C0033 2003年3月20日 定価(本体2,000円+税)

今の東京を等身大で見つめ、未来を考える基本を明らかにすることから、明日の東京 、本当に住みたい東京とその実現を7人の執筆者が、語ります。

(「序章」より)
東京は岐路に立たされています。しかし、大きな枠組みでは、どの方向に進むべきなのか 、未来を踏まえ熟考を重ねる必要があります。持続可能な東京、住み続けられる東京、そ して、豊かで簡素な生活(リッチ・シンプル・ライフ)を支える東京、この方向に大きく 舵を切る時期に来たと思います。

(「むすびの章」より)
執筆者には、新自由主義に対する「怒り」と現石原都政への「批判」的精神が共通してあ りました。本書では、各論からも、都政が小泉「構造改革」・新自由主義と密接に結びつ いていることが明らかになったと思います。そして、私たちの生活をこれ以上没落させな いためには、東京が世界都市として都市間競争に勝つことではなくて、すでに「無惨に敗 北」してしまっていることの事実を直視して、その現状の持つ問題を認識してスタートし 切り直すことの大切さが、どの章からもわかっていただけたと思います。

(主な内容と執筆者紹介) *執筆順
 
わたしたちは、どんな時代の東京にいるのか ●木下武男(鹿児島国際大学社会学部教授)
働き方・暮らし方を変える、東京を変える ●木下武男
教育を変える、東京を変える ●児美川孝一郎(法政大学文学部助教授)
交通を変える、東京を変える ●金子友信(クルマ社会を問い直す会)
  塚 本隆(ふるさと線を守る東日本連絡会)
社会福祉を変える、東京を変える ●浅井春夫(立教大学コミュニティ福祉学部 教員)
  二見清一(足立区職員 )
財政を変える、東京を変える ●安達智則(東京自治問題研究所常任理事)
都市を変える、政治を変える、東京を変える、日本を変える ●安達智則

構造改革とデフレ不況 −やさしく、ふかく、現代日本経済入門

    二宮厚美 著

四六判・上製 272頁 ISBN4-89491-050-0 C3036 2003年1月10日 定価(本体2,000円+税)

輸出主導型から多国籍企業型へ経済の構造転換がもたらす「さけられない不況」 に追い打ちをかけて「構造改革」がよびおこす「無用の不況」がデフレ不況を加速する二重の「構造」的不況に入りこんだ日本経済現代日本経済の構造を基本からわかりやすく述べ、平和・福祉・環境重視の日本へ、新たな方向をさししめす
これが「私たちの経済学」!


(目次)
プロローグ 日本経済の病と医療の目
第1章 現代日本の構造的不況をとらえる視点
第2章 戦後日本経済の発展構造と構造転換
第3章 大企業体制の多国籍企業化と日本経済の過剰化
第4章 小泉構造改革と戦後日本経済の破壊
第5章 袋小路に入った小泉構造改革下の日本経済
エピローグ サステナブルな平和・福祉・環境国家へ

       (筆者紹介)  (プロローグ)・・・・日本経済の病と医療の目


KSブックレットNO.3

椋(むく)の上の芸術家
障害のある人との関わりから"絵"が見えてきた

古澤 潤【著】

A5判・並製・72頁 ISBN4-89491-046-2 C0070 2002年10月20日発行 定価(本体667円+税)

「きょうされん」のカレンダーに描かれている絵(「働く仲間のうた」)の選考委員として長年携わってきた著者が、絵を芸術作品として私たちから近寄りがたいものにしているが、そうではなくもっと親しみやすいものであることを、分かりやすい事例を上げながら解説する。絵が発する「声」に素直に耳を傾け対話することで、身近な存在にし「自分もひとつ絵でも描いてみようか」とその気にさせてくれる。

 

【主要目次】
第1章 今の僕があるわけ
・広重と生活の原点が同居するところ 
・裸足で登校しないこと
・自然の恵み
・椋の上の芸術家
第2章 障害のある仲間たちとの出会い
・ビニール袋の中のカマキリ
・彼らから教わる
・トレチャコフ
・ちょっとした手助け〜色を作る・魔法の手・絵に拍手〜
・下手になれ
・絵・音楽・踊り〜言葉を使わない表現〜
第3章 絵を描くということ
・友達だから仲良く?
・パターン化した絵を描く子どもたち
・生活の反映
・自分が自分の絵を描く
・心がひらく
・自分との対話
・社会とかかわる
・絵は売れる
第4章 きょうされんとの出会い
・職員の先走り
・始まりはカレンダーコンクール
・元気色を塗ってください
・五感を総動員して描く
古澤 潤(ふるさわ じゅん)
1931年 大阪市に生まれる。
武蔵野美術学校(現武蔵野美術大学)油絵科卒業後横須賀市大楠中学校教諭になる。11年で退職。画業中心の生活を始める(1967年)。
日本アンデパンダン展に出品、日本美術会会員。京浜リアリズム美術家集団、草炎展などグループ創作活動に参加。いせざき美術研究所所長(1971〜81)。ヨコスカ平和美術展を組織(第1回展・1970〜現在に至る)。パリ、フィレンツェ、ブエノスアイレス、リマ・クスコ・マチュピチュ(ペルー)、マドリッドを美術旅行。ブエノスアイレスの版画家と交友。毎年個展を中心に発表活動を行なっている(1974〜現在まで約30回)。

「家族と住まい研究会」による研究活動の成果が遂に結実

「住まいづくり」考
――家族像の不確かな時代に

山本 厚生[編著]
浅川淑子・新井英明・大沢匠・大竹司人・大平幸子・岡沢和子・金田正夫・木村真理子・佐々木裕子・佐藤絹子・中島みさを・永井幸・新見美枝子・細野良三・山本厚生(編者)

A5判・並製・240頁 ISBN4-89491-044-6 C0036 2002年9月20日発行 定価(本体2000円+税)
 設計者の視座からの「新しい家族像」
 300を越える家族の住まいづくりにかかわってきた山本厚生さんと、住宅設計を専念してきた設計者たちが中心となって誕生した「家族と住まい研究会」。この本は、研究会の5年間にわたる活動の成果としてまとめられたものです。
 住む人が家のことを総合的に判断することの不慣れさとともに大量宣伝や情報に振り回されている中で、いま私たちは本当の「住まいづくり」とは何かが見えにくくなっています。家族像がゆらぐ不確かな時代に、日々の暮らしの核となる「家族と住まい」のありようをめぐって、設計者たちがその実践を通して新しい家族像を追究した注目すべき一冊です。


  目 次  はしがき  あとがき

山本 厚生
 1938年生まれ、島根県隠岐出身。千葉大学講師、建築カレッジ講師、新建築家技術者集団常任幹事、「家族と住まい研究会」代表、一級建築士。
 東京芸大・建築科を卒業し増沢洵の事務所に10年、中央設計(15年)を経て、1988年に生活建築研究所を設立し現在に至る。その大半を住宅設計に専念し、300を越す家族の住まいづくりにかかわってきた。家族が暮らしを見直し、共感し合って自分たちの生き方にふさわしい住まいづくりを実現することの大切さを訴え続けている。
 著書には『家族と住まい』(編著、ドメス出版)のほかに、『生活派建築宣言』(新建築家技術者集団編、東洋書店)や『キッズプレース』(日本住宅会議・関東会議編、萌文社)の共著がある。

非効率主義宣言
暴走する効率主義への警告

中沢正夫・木村晋介・丸山重威編著
対談者:足立昌勝・池田眞規・佐藤一晴・藤原真由美・松尾高志・目良誠二郎・横井久美子・渡辺脩

A5判・並製 176頁 ISBN4-89491-040-3 C0036 2002年5月初版 定価(本体1500円+税)


効率化は本当に効率的だったのか? 日本中に蔓延する効率主義病にメスを入れ人間らしさとは何かを問い直した人間復興への宣言

子育て、教育、医療、福祉などは、元来非効率的であってこそ力となるものである。手づくり、試行錯誤のくりかえし、それを待てるゆとりが何よりも大切である。いずれも当面の数値目標をあげるよりも個々のプロセスに意味がある。したがって過度の効率化を求めることは、これらの分野では自殺行為に等しい。

  『非効率主義宣言』の主な目次

  あとがき


21世紀の日本をソフトに政治学する
「構造改革」で日本は幸せになるのか?
   −「構造改革」に対決する「新しい福祉国家」への道
渡辺 治 著

A5判・120頁 定価(本体952円+税) 2001年7月刊 ISBN4-89491-029-2 C0031 \952

 熱烈な期待で誕生した小泉政権。しかし、その課題「構想改革」は労働者のリストラ、福祉・教育の切り捨て等の生活の根幹をおびやかす「痛み」を国民に要求し、大企業の負担の軽減を最大の目標とする新自由主義改革である。
 グローバル化を背景に進められる「構造改革」の本質をわかりやすく解き明かし、「構造改革」に対抗する平和とくらしを中心にすえた「新しい福祉国家」の形と運動を提言する。

 「構造改革」で日本は幸せになるのか?/目次

小泉政権の成立と「構造改革」への期待──はじめに

1.「構造改革」とは何か
1 新自由主義改革の登場/2「構造改革」の二つの柱/3 財政構造改革/4 規制緩和は何をもたらすか

2.なぜできなかった、日本の福祉国家
1 福祉国家と企業社会/2 企業社会と自民党利益政治が擬似的に「代替」した福祉国家

3.日本企業のグローバル化と「構造改革」
1 日本企業のグローバル化と二つの「改革」の台頭/2 日本ではなぜ新自由主義改革が遅れたのか?/3 「構造改革急進派」政権としての小泉政権/

4.構造改革に対決する「第三の道」とは何か
1 ヨーロッパ諸国での「第三の道」の台頭/2 新自由主義改革に対抗する諸階層/3 新しい福祉国家の構想を!/4 多国籍企業規制による平和国家の建設を/5 国民経済の再建/6 差別をなくして平等な社会を

5.いかに「第三の道」をつくるか?
1 政治を変える必要/2 政治変革の担い手/3 インターナショナルな連帯/4 日本の変革の意義 

何から始めるべきか──むすびにかえて


しまなみメモリアル

竹都 早亜矢(たけつ・さあや)著

四六判並製/200頁 定価(本体1500円+税)
ISBN4-938631-98-9 COO93 2001年4月初版

  

都会育ちの女先生と島の子どもたちの交流を生き生きと描く

今治市内の教員・藤崎桃香は、人事異動で広島県との県境に浮かぶ三つの島からなる小さな村の中学校に赴任する。初めての体験となった島の暮らしにカルチャーショックを受けながらも、たくましくもユーモラスな子どもたちに救われ充実した日々。藤崎桃香にとってメモリアルとなった三年間の教員生活を、多島海といわれる美しい島なみの四季折々の風景とともにつづる。

目次
プロローグ
第一章 一年目・見知らぬ土地で
      浅き春/夏への道/秋の初めに/冬に向かって
第二章 二年目・変わりゆく時節
      春の眺め/夏の変革/秋に食べる/冬に思う
第三章 三年目・自然の中で
      春真っ盛り/夏に逝くもの/秋の贈り物/冬の出会い
エピローグ

木のしあわせ

さく・え 中山康夫

B5判上製/32頁 定価(1400円+税)

 

自作の紙芝居が絵本に生まれ変わりました。
木のしあわせは、みんなのしあわせであってほしい。
そんな願いがいっぱい詰まったすてきな絵本です。


 この絵本は、社会福祉法人こどもの国協会に勤務する著者が25年間にわたって子どもたちの自然体験や野外活動などを通して、自然と共生する大切さをさまざまな場面で訴えてきたものが凝縮されています。
 またこの作品は、すでに地域の子どもたちや教員を対象に上演し好評を博してきた紙芝居がベースとなっています。とくに地球的規模で環境問題が大きな関心事となっている今日において、1本の木を題材にして四季の移ろいの中で展開する生き物たちの関わりを平易に語りかけるようなほのぼのとした内容は、自然界の持つ営みを知るだけではなく人の心を優しくさせてくれます。

 推薦文

●『嶋田豊著作集』全3巻

第1巻 文化の時代

編集顧問:井上ひさし、宇都宮吉輝、大沢勝、木崎敬一郎、嶋田都彌子、山田洋次、吉村英夫 監修:佐藤和夫

四六判・上製 396頁
ISBN4-89491-003-9 C0030 \2800E
1999年12月8日刊
本体2,800円+税

現代日本の文化と人間をテーマに書き綴った論文や講演録をはじめ、ベストセラー「学問とは何か」の再録、イタリア、グラムシなどのエッセイや、井上ひさし氏との対談「笑いの戦略」も収録。

T 人間と文化について語る 
現代日本の文化と人間/リリー・マルレーンの歌について/二宮金次郎から木枯し紋次郎への文化/文化と人間──一つの断想── /これからの十年を考えるうえでの七〇年代/いまの文化と人間らしさ/対談 笑いの戦略 井上ひさし/今日の考察──文化論風に── /人間と哲学と文化と 三題噺ふうに/九〇年代、二一世紀に向かって

U 学問とはなにか
学問とはなにか

V イタリアから グラムシから
暮らしのなかのふれあい/日本そしてイタリア──出発の前に──/モロ殺害とイタリアの危機/イタリアで考えたこと少々/ペルージアの学生生活/イタリアで学ぶ/グラムシのふるさとで/グラムシ研究所のことなど/グラムシを読みながら日本文化を考える

解説 文化論としての「生活の哲学」佐藤和夫

●『嶋田豊著作集』全3巻

第2巻 大衆文化の思想

編集顧問:井上ひさし、宇都宮吉輝、大沢勝、木崎敬一郎、嶋田都彌子、山田洋次、吉村英夫 監修:佐藤和夫

四六判・上製 428頁
ISBN4-89491-008-X C0030 \2800E
2000年3月13日
本体2,800円+税

映画「男はつらいよ」や宮崎駿などの大衆文化を通して、日本文化を見つめ、現代を問う。宮崎駿、山田洋次、山田太一、井上ひさしとの対談も収録。著者の青春時代をめぐるエッセイや上田耕一郎氏との対談も掲載。

T 映画「男はつらいよ」から宮崎駿の世界へ
文化の時代をどう生きるか/自由、友愛、勝利の道/山田洋次の映画と私/日本人のなかの寅さん/車寅次郎の世界/「エレファント・マン」雑感/リアリズムとロマンチシズム(聞き手 木崎敬一郎)/スターリニズム(聞き手 木崎敬一郎)/車寅次郎抄/寅さんに学ぶ三話/大衆文化の問題/映像文化の世界/『となりのトトロ』と現代の日本を語る(対談者 宮崎 駿)/わが青春と『ダウンタウンヒーローズ』(対談者 山田洋次)/『異人たちとの夏』をめぐって(対談者 山田太一)/『男はつらいよ・寅次郎サラダ記念日』を語る(対談者 井上ひさし)/山田洋次論/中年男の美意識の世界/日本人の笑い 寅さんの笑い/山田洋次の映画(聞き手 木崎敬一郎)/映画の中の教師像/『男はつらいよ』について/メロドラマびいき/『もののけ姫』を見て/嶋田豊の映画ベストテン
U もっと大衆的に歴史的に
文化と民衆思想の探求/政治の季節の文化問題《論壇時評》/危機の時代と民主主義の革新的課題《論壇時評》/もっと大衆的に歴史的に《論壇時評》
V 青春の断章
現代ヒューマニズムの基礎/哲学を学ぶ人びとに/ゲルツェンの言葉/スタンダールの魅力/小さな思い出/日本人と戦争体験/青春・思想・民主主義(対談者 上田耕一郎)/若い日の読書と学習/民科哲学部会の思い出/研究会の青春/「若い世代に」(アンケート回答より)
追 想
嶋田豊さんを惜しむ 山田洋次/山田洋次監督と歓談する嶋田先生 吉村英夫/嶋田豊先生と映画と私 木崎敬一郎

●『嶋田豊著作集』全3巻

第3巻 生活の哲学を求めて

編集顧問:井上ひさし、宇都宮吉輝、大沢勝、木崎敬一郎、嶋田都彌子、山田洋次、吉村英夫 監修:佐藤和夫

四六判・上製
ISBN4-938631-16-0 C0030
2000年8月7日 刊
本体2,800円+税

人間の生活の仕方とそれに結びついている価値観のあり方を、より人間らしいものにしてゆく探求を行なってきた著者の足跡を全3巻に集大成

T 人間らしさと価値意識
個人・人間・価値意識の問題/人間らしさと文化の問題
U ああ しあわせのとんぼよ どこへ
生きにくい時代を生きつづける思想──障害者がゆたかにくらしていくために/ああ しあわせのとんぼよ どこへ……/新しい十年の課題/新しい十年の課題 その二──芸術家の仕事と市民の文化/近況片々
V 三木清と現代
三木清と『人生論ノート』/三木清哲学碑紀行/三木清覚書/文化の批評と三木・戸坂の哲学──没後四十年に
W 古在由重と真下信一
書評 古在由重著『五つの省察』/唯物論者の姿勢と感覚──古在由重『戦中日記』によせて/青春への愛情と期待──真下信一著『時代に生きる思想』/真下信一著『思想の現代的条件』(書評) /若い日の徹底した問い(書評)──『古在由重著作集第四巻思想形成の記録T』/ヒューマニズムと現代(対談者 古在由重)/『真下信一著作集 第1巻』解説/現代の幸福(対談者 真下信一)/余生の人/古在由重回想
X 生活の哲学を求めて
自由と民主主義の思想的課題/人間と文化/核時代を考える──芝田進午氏の「核時代の歴史哲学」へのいくつかの疑問──/現代日本思想文化史序説 /文化発展のダイナミックス/現在の民衆と知識人〈座談会〉/永田広志『現代唯物論』/民主主義の再生と哲学
 嶋田豊の仕事─著作そのあとがきとまえがきから─
   嶋田豊著作リスト/嶋田豊先生年譜
追想
 嶋田さんと私とのこと 大沢 勝/嶋田さんの思い出 宇都宮吉輝/思いのままに 嶋田都彌子

嶋田 豊
哲学論集

嶋田 豊 著 福田静夫 編集責任
1999年8月刊
A5判・上製函入 528頁
本体8000円+税
ISBN4-938631-95-4 C3010

日本福祉大学に40年間在職され97年に亡くなった嶋田豊教授の珠玉の哲学論を収録。哲学を通じて民主主義と平和、日本文化の発展に寄与した氏の多彩な理論がいま蘇る。

◆主要目次
●第一章 戦後ヒューマニズムの思想的地位 ●第二章 唯物弁証法の現実性 ●第三章 マルクス主義哲学の擁護 ●第四章「疎外」の理論的な諸問題 ●第五章 福祉と教育の理念を求めて ●第六章 文化の再生とマルクス主義哲学 ●嶋田豊年譜 
<解説>福田静夫

人間らしい住まいとまちづくり

A house is not a home
中島明子 著
1999年9月刊
四六判・並製 224頁 定価(本体1600円+税)
ISBN4-938631-96-2 C3052

住まいとまちづくりにとって大切にしたいものは何か。住居学を専門とする著者が親しみのある映画・アニメ・絵本などを通して斬新な切り口から浮彫りにする小論とエッセイ。

アメリカ大陸自転車ひとり旅

喜々津博樹 著
1999年12月刊 四六判・並製 224頁
定価(本体1600円+税)
ISBN4-89491-005-5 C0026
◆主要目次
●序――出発前夜●第l章 峠越えの日々●第2章 ロッキー大山塊のふところへ●第3章 大平原のいとしき人々●第4章 むせかえる濃い日々、真夏の深南部●第5章 森の国アメリカ――アパラチアン山脈をこえて――●第6章 アメリカ合州国邂逅●第7章 大西洋へ突き抜けた!

アメリカの素顔を求めて西海岸から南部を経てボストンへ。様々な出会いと異文化に触れながらアメリカを、そして日本人のアイデンティティーを見直した異色の旅行記。

 幼い頃からあこがれていた大自然が広がる大地と近代文明を謳歌する大国・アメリカ。しかし市街地では暴力と犯罪、麻薬と銃が氾らんする国でもある。果たして素顔のアメリカの実際はどうなのか。著者は沸き立つ冒険心から、自転車で西海岸のシアトルを起点に出発し、南部のニュー・オーリンズを経るV字型のルートを辿りながら終着点となる東海岸のボストンヘと駆け抜ける。行く先々の小さな町でふつうに暮らす人々との交流をはじめ、さまざまな異文化や歴史に出会い、あらためてアメリカを、そして日本人である自らのアイデンティティーを見つめ直す。本書は、合州国横断の5か月間の行程をみずみずしいタッチで克明に再現した異色の旅行記である。

心のはらっぱ

語り愛つむぐ

神田幸子 著  1993年1月刊
四六判・並製 202頁 定価(本体1456円+税)
 ◎2刷
ISBN4-938631-17-2 C0037

わが子への本の読み聞かせが発端で、語りの世界にひかれ「お母さんの語り部」となった著者が人と人との出会いを大切に歩んできた様子を綴った愛と感動の書。

画集 あやちゃんの贈り物

絵に託した生命の輝き
三瓶和義・正子 著
1993年12月刊  A4変型・並製 96頁
定価(本体2427円+税) ◎3刷
ISBN4-938631-26-1 C0071

白血病で7年間の短い生涯を閉じたあやちゃんは、将来画家を夢見た絵の大好きな少女。描かれた絵は生きる勇気と励ましを与えてくれる感動画集として結実。

発刊によせて 加藤俊一
まえがきにかえて―輝いて生きたあやちゃん― 編集委員会 
第T部 描かれた少女の夢
 1.あやちゃんのお話の世界
 2.あやちゃんのスケッチ
 3.天使と少女 
第U部 あやちゃんありがとう おしゃまで元気な子 一生けんめいがんばりました 生まれかわっておいで あやちゃんに励まされて 骨髄バンクの充実のために 
第V部
 年譜・三瓶彩子―幼い生命もやし続けて―三瓶和義
 あとがき編著者

大介・二十二歳の軌跡

「がん」と闘った青春

戸澤富雄 著
1996年5月刊
四六判・上製 232頁 定価(本体1650円+税)
ISBN4-938631-53-9 C0095

ロックを愛する息子を蝕んだ「がん」。6年間に及ぶ闘病生活。進路、家族、治療等の問題にぶつかりながら懸命に生きぬいた終末までの姿を父親が克明に綴る。

すまいのカルテット

初夏秋冬

東由美子・栗山礼子・中島明子・近田玲子 著
1993年2月刊
A5判・並製 232頁 定価(本体1796円+税)
ISBN4-938631-21-0 C3052

4人の住宅に関わる専門家が、女性ならではの視点でそれぞれの立場から愉快に住むためのヒントと工夫を提案。季節を織り込んだやさしさあふれるエッセイ。

歌集 日本の党

碓田のぼる 著
1992年11月刊
A5判・並製 138頁 定価(本体1748円+税)
ISBN4-938631-15-6 C0092

歌人として30年、しなやかな感性で歌いつづけてきた党の姿を、さまざまな時代を刻みながら選び1冊に集めた「碓田のぼる短歌集」。挿絵は宮本和郎による。

花あかりの風

碓田のぼる(短歌・エッセイ)、小松健一(写真)
1992年1月刊
A5判・並製 カラー48頁 定価(本体2136円+税)
ISBN4-938631-09-1 C0092

国鉄の少年工から苦学して教師の道を歩んだ著者が、青春、ふるさと、父母、旅、家族など、半生をエッセイと珠玉の短歌でつづる。小松健一の写真が素晴らしい。

わが愛は山の彼方に

高橋實・人と著作

『高橋實・人と著作』刊行委員会 編
1994年1月刊
A5判・並製 456頁 定価(本体3398円+税)
ISBN4-938631-28-8 C3036

戦前の農村医療と医療人を描いた私小説「わが愛は山の彼方に」全編収録。木下杢太郎研究、花岡鉱山事件の診察に携わった医師として日記・カルテの記録収録。

目次

わが愛は山の彼方に
  わが愛は山の彼方に
医学生、岩手・秋田時代
  生命の歓びの中に  私の闘病記  恩師熊谷岱造先生を偲んで  銅細胞即ち銅に富める発生初期の血球の実在を証明す 
農村医療
  農村医療の諸問題  『東北一純農村の醫學的分析』執筆のころ
労災・社会医学
  労災・職業病のとりくみについて−民医連医療活動の典型  ポリオ闘争における民衆と科学者−とくにその土着性
民医連創設時代
  東北大学医学部社会衛生部編「ステト」についてのノート  全日本民医連結成の頃、至誠堂総合病院再建の頃
坂病院時代
  廃墟と化した仙台に熱き想いを抱いて結集した医師たち−一九五〇年、宮城厚生協会設立のころ  坂病院経営方針案−一九五七年十月に提示されたもの
全日本民医連会長時代
  全日本民医連二〇年の意義とこんごの課題
木下杢太郎、花岡事件
  木下杢太郎と日本医学史  
  花岡鉱山の中国人たち−一医師の報告− 
    「中山寮」華人労働者の診療記録(一九四五年十一月二日〜十一月五日)/「診察」後の衛生活動/「中山寮」に強制収容された中国人の死亡状況/「中山寮」に強制連行された中国人の移入条件、労働ならびに生活環境、とくに栄養の状況/「中山寮」の診療を通じて知った事実/おわりに  
年譜
生前のあゆみ

絵本 クロくんのおうち

中島明子<作>、松田夏野<絵>
1997年6月刊
A5判・上製 28頁 定価(本体1000円+税)
ISBN4-938631-64-4 C8393

さまざまなタイプの家族がそれぞれに暮らす共同住宅の楽しさを、住居学の専門家が実在するモデルを登場させながら描いたユニークな絵本。(5,6歳以上)

ルーマニアひとり旅

佐藤 暢 著
1998年6月刊
四六判・並製 237頁 定価(本体1600円+税)
ISBN4-938631-73-3 C0026

海外旅行としてマイナーだが気になる東欧の国、ルーマニア。若者や子どもたちとの出会いを重ねながらルーマニアの素顔、その魅力に迫るユニークな旅行体験記。

私に人生と言えるものがあるなら

笠木 透<著>+田邊順一<写真>
1998年7月刊
四六判・上製 306頁 定価(本体2000円+税)
ISBN4-938631-75-X C0095

数知れない無名人の中にこそ、珠玉の物語があり、本物の歌が生まれる。「わが大地の歌」「私の子どもたちへ」の作者・笠木透が贈る人生のフォークソング


     

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